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05/01/14-13:29 コメントスレ | TB LIST

自民党阿倍氏、NHK特番に提言疑惑 そして「表現の自由」

NHK番組改変 野党批判、「国会で追及」  (朝日)
自民・安倍氏、NHK慰安婦特集放映前に「偏り」指摘 (日経)
「政治的圧力で番組改変」NHKチーフプロデューサーが会見 (産経)
調査すれば政治介入に NHKの特集番組めぐり細田官房長官 (産経)

 2001年に放送したNHKの従軍慰安婦問題についての特番で阿倍晋三幹事長代理がNHK幹部に対し、番組の内容に「公正中立の立場で報道すべきではないか」と番組放送前に指摘したことが明らかになったそうです。とりあえず従軍慰安婦+自民党の失態(?)といったらかかせないいつもの人たちの反応をとりあえず列挙してみましょう。

社民党・福島党首
「メディアの編集権に対する政治の悪質な介入であり、表現の自由に対する侵害。断じて許されない」
「事前検閲以外の何物でもない。NHKは予算との関係で政治家の圧力がかかりやすい」

民主党国対幹部「報道の自由に関する重大な問題だ」



と、次の国会で徹底的にとっちめてやると息をまいているようで。いつも思うんだが彼らの言う表現の自由というやつは偏向報道を許すということなのか?朝日とかの民間の報道機関なら百歩譲ってしかたないとしても国営放送が偏っていたんじゃだめだろ。

 当の阿倍氏ら曰く

一方、安倍氏は12日、「朝日新聞の報道では『安倍氏がNHK幹部を呼んで』となっているが、先方から進んで説明に来たのであって、当方がNHK側を呼びつけた事実は全くない」などとするコメントを発表した。中川氏も「当方は公正中立の立場で放送すべきであることを指摘したものであり、政治的圧力をかけて中止を強制したものではない」とのコメントを発表した。  (朝日)


安倍氏は同日発表した談話のなかで、事前に番組内容を知ったのは「関係者から情報が寄せられた」ためと説明。「事実関係を聞き、明確に偏った内容であることが分かった」ため、NHK側に申し入れたという。 (日経)


あっさりとまた朝日の捏造が日の目を見たりしていますが、NHK側から意見を聞きにきたっていうのは結構重要な部分ではないかと。またわざと偏った番組作って阿倍氏に苦言を呈させたマッチポンプなんじゃねーのー?なんて冗談めかして言ってみたものの、米大統領選でケリー候補擁する民主党のマッチポンプによってブッシュ大統領の徴兵制復活疑惑なんてのを巻き起こした例もあるので、あながちそんな空想も馬鹿にできない。

 その阿倍氏に意見をもらいにいった人というのが、朝日と産経の記事から推測するに松尾武放送総局長らしい。たぶん。そして当時番組を担当した長井暁氏がNHKの内部告発機関に調査を要求したのは去年の12月だそうです。番組があったのはちょうど4年前の1月だったのに、この4年間沈黙していたのはなんだったんだろう。

 いろいろこの件に関してググってみたら、たまにこのブログでヲチさせてもらっているプロ市民のメーリングリストの大本のサイトらしきものがヒットしました。いろいろ引用させてもらいましょう。

NHK関係者Aの話によれば、右翼の抗議行動の概略は次のようなものだった。一月二七日午前一〇時過ぎ、「NHKの『反日・偏向』を是正する国民会議」名乗る団体(維新政党・新風の西村修平氏が呼びかけて集めたもの)約三○人が、NHK四階正面玄関に押し寄せた。「二回目に放送が予定されている『日本軍の戦時性暴カ』は、昭和天皇を戦争犯罪人と決め付けるおぞましい番組である。NHKの目的は、戦争犯罪をデッチあげる反日洗脳だ」などと主張。「放送を中止せよ。担当者を出せ」と詰めより、応対に出た視聴者ふれあいセンターの担当者が「ご意見は伺うが、放送は中止しない。放送を見てくれ。公正な内容だ」と交渉に応じるなど、七時間にもわたり対峙していたが、一五時頃になると今度は大日本愛国党の街宣車六、七台が西口ゲートを突破して玄関まで乗りつけてきた。制服の党員二〇人ほどが建物の中まで入り、警察官が見守る中、一時間にわたって抗議した。


たぶん私なんかはプロ市民の方々から見ればウヨとか言われるんでしょうけど、本当の右翼は本当にいかれた連中ですな。わざわざNHK本社に出向いて30人もの集団でデモを起こすなんて正気の沙汰とは思えない。まったく最近は集団デモが多いですが、人がグループでデモを起こすと責任の拡散という心理的にタガがはずれた状態になって何をしでかすかわからない。本当に右翼って怖いですね。そういえば右翼の大半が在日の半島系外国人という話は本当なんですかね。

 上記のサイトによると番組の改変された部分というのは以下の通りらしい。

(1)放送時間の短縮 シリーズ全四回のうち、ほかの回はすべて四四分だが、問題の第二回は四○分。NHK広報局番組広報部(以下、広報)は「そういう例は頻繁ではないがある」と回答するが、NHK関係者Bは「異常な事態だと思う。四○分以上の番組が短縮された話は、一度も聞いたことがない」と話す。

(2)構成が前後の回の内容と重複 番組の冒頭に第一回目の放送を要約する内容が三分もあり、また番組後半には、第三回目で取り上げるはずの、現在起こっている戦時性暴力を裁く世界的な流れを紹介した内容が既に出てきている。このような構成は他の回にはなく、カットした部分を補うための苦肉の策ともとれる。

(3)タイトル変更、焦点定まらぬ内容 二回目の当初の番組タイトルは「第ニ次大戦・日本軍による性暴力」(『月刊ザテレビジョン」三月号)。あるいは「日本軍の戦時性暴力」(「法廷」の主催者に伝えられたタイトル)だった。広報は「一月二四日の段階で、番組制作サイドが正式タイトルの『問われる戦時性暴力』を編成に伝えた」とし、「タイトルが直前に替わることも時々ある」という。だが、タイトルからは「日本軍」の文字が消された。しかも、「法廷」の最大眼目である「責任者処罰」への言及がまったくない。つまり、「人道に対する罪」である日本軍戦時性暴力の責任者として、昭和天皇と旧日本の高官らを訴追し、判決(天皇有罪、国家責任)を下した事実が、見事に抜け落ちているのだ。そして女性たちが戦時性暴力の問題を「問い始めた」という意義だけを評価している。

(4)急遽挿入されたネガティブなコメント 秦郁彦・日本大学教授の「法廷」に対して疑義を連ねたコメントを二度、計約三分三〇秒も使っている。しかも彼に取材したのは放送二日前。突然の取材申し込みの印象を秦氏はこう語った。「永田ブロデユーサーは『嫌々来た』という表情でした。右翼の抗議があったので、内容を見た上司に言われて来たことは、だいたい察しがついた」。

(5)加害兵士の証言カット 「映像を使いたい」と依願された鈴木氏らのリアルな証言がカットされていた。旧日本軍兵士による"内部告発"だけに、組織的性暴力の実態が迫力を帯びて視聴者に伝わるはずだった。


1、2はともかくとして、3の「人道に対する罪」である日本軍戦時性暴力の責任者として、昭和天皇と旧日本の高官らを訴追し、判決(天皇有罪、国家責任)を下した事実が、見事に抜け落ちているのだ。」の意味が全くわからん。女性国際戦犯法廷なんて、ただ従軍慰安婦批判している人たちが勝手に集まってやっぱり日本は悪い、という意思を固めただけのクラブ活動じゃないのか?いわば排他的な洋楽等があつまってJ-POP批判しているようなもんじゃないか。証拠に4で女性国際戦犯法廷に批判的なコメントは「ネガティヴ」というラベルを貼る。反対意見を認めない思想活動なんてただのマスターベーションだ。
 そういえば、どっかの旧日本軍を訴える会みたいなHPに元慰安婦とやらの証言で、慰安婦を斡旋していたのは朝鮮人だったという証言もあったけどそれはちゃんと脚光を浴びたんですかね?まあそんなわけないですよね。スルーですよね。

 ”市民派”新聞のJANJANでもやはり自民党による検閲だ、という文が狂い踊っています。あしたの朝日の天声人語なんかではまことしやかに「自民党幹部とNHK関係の蜜月関係」なんてのを語り最終的に自衛隊派遣批判につながるウルトラCを見せてくれる気がします。
 とは言え、阿倍氏らの進言が「指摘」の範囲を超えて「干渉」の域だったのなら問題だろう。以下の阿倍氏の釈明を見る限りこれは「指摘」だったんじゃなかろうか。

安倍氏は、放送直前の2001年1月29日にNHK幹部と会ったことについて「NHK側が『予算の説明をしたい』ということで時間を割いた。その中で先方から党で話題になっていた番組の説明もあり、私が『公平公正な報道をしてもらいたい』と述べたのが真実」と説明した。 (産経)



 ところで阿倍氏のグレーゾーンっぽい発言はこれだけとれざたされるのに、台湾を少しでも国という意味を含蓄しそうになると大使館を通してガンガン全力で政治・内政干渉してくる中国のことはなぜ全く話題にならないんでしょう。これは表現の自由を侵害することにはならないんですかね?中国の明らかな政治的干渉だけ許すわけにはいかないでしょう。できれば国会で社民党や民主党の皆さんにはこのことにも触れていただきたいですね。



 そういえば、あけましておめでとうございます。


試験的に置いてみましたよ→

「自民党阿倍氏、NHK特番に提言疑惑 そして「表現の自由」」へのコメント

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Posted by 竹C◆TONAri5xW6